本来持っている力を取り戻してくれてありがとう

恐れの感情を手放す

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「恐れの感情は、もう手放していい。頭ではわかっているので、少しずつ手放しています。でも、完全には手放せていません。心の底では抵抗しています。本当に恐れの感情を手放すには、どうしたらいいのでしょうか?」

 

 

人間の進化の歴史上、恐れの感情は生命を守るために必要なものでした。

 

なぜ、人間の心の仕組みの中に恐れの感情やその他のネガティブな感情があるのか。

 

それには、ちゃんと理由があります。

 

 

つらい体験や苦い出来事が起こると、その体験は恐れの感情を引き起こします。

 

そして、その体験が、脳、心に記憶されます。

 

なぜ記憶されるのかというと、次に似たような状況が起きた時に、あるいは起こりそうになった時に、恐れの感情の体験を繰り返さないよう、学習し、命の危険性から身を守るためです。

 

そして、万が一、同じような場面に遭遇した場合、いち早く生命の危機的状況から脱出するために、強烈な恐れなどの感情と結びついた形で記憶されたものが、命を守ってくれます。

 

そして、再び同じ失敗を繰り返さないようになっていきます。

 

つまり、人間の進化の歴史の中で起きた生き残りを賭けた生存競争、サバイバルゲームに打ち勝つために、恐れの感情の記憶が心の中に残り続けるよう、人間の中で予めプログラムされているのです。

 

もっと言うと、それはあなたの命を守ろうとして働く、生物が種を保存するために必要だった自然なメカニズムの一つだと言えます。

 

 

けれども、今の時代、昔の時代のように喰う・喰われるの関係は減りました。

 

現代では、たとえ一時的な恐れの感情が起きても、実際にそれほど恐ろしい体験が起きることは、もうほとんどなくなりました。

 

今のあなたには智慧がありますし、一定の教養も身についているはずです。

 

もしかしたら、失敗した体験や、恥ずかしいと感じてしまった出来事、怖くて逃げ出したくなるような経験は、あなたの人生で成長の機会を与えてくれたこともあるでしょう。

 

その結果、新たな智慧を得たり、学びを深めたりしてきたかもしれません。

 

そして、あなたは今、理性的、論理的に判断して、恐れを増長するような方向に進まない選択を、自由意志で行うことができます。

 

 

でも、そうは言っても、恐れの感情を手放そうとすると、なかなか手放せない。

 

もしもそうだとするなら、情動をコントロールすることを意識しておくとよいでしょう。

 

情動をコントロールすることは、あなたが自分の能力や自尊心を高めていくうえで必要なことです。

 

恐れなどの感情がいつまでも思い出されていると、あなた自身の持っている能力やこれから身につけたい能力、自分に対する自己評価が下がり、結果的に人生のパフォーマンスも下がってしまいます。

 

なので、恐れの感情については、できる限り、それが起きた時点で、素早く情動のコントロールを行い、感情に対処できるようにしておくことが大切です。

 

 

情動をコントロールするために、覚えておいてほしいことがあります。

 

それは、まず、恐れの感情を引き起こした出来事が、脳の長期記憶に保存される前の段階で対処しておく必要がある、ということです。

 

人間の脳には、短期記憶と長期記憶があります。 短期記憶は、数分、数時間、または数日、長くても数週間から2、3ヶ月で忘れてしまうような記憶です。

 

一方、長期記憶は、人生の中で長い間、ずっと忘れることができない記憶です。

 

恐れの感情を体験した場合、短期記憶から長期記憶に入らなければ、人間は忘れて生きることができます。

 

忘れてしまえば、恐れの体験は後に残らないので、囚われることもありません。

 

けれども、あまりにも恐れの感情が強すぎたり、何度も繰り返し思い出してはその感情を強化したり、自分自身に恐れのアンカーを埋め込んでしまうようなことをしていると、その感情があなたの中で染みついてしまい、なかなか消せない、ということになってしまいます。

 

 

でも、安心してください。 短期記憶であろうと、長期記憶であろうと、あなたの恐れの感情は、消していくことが可能です。

 

正確に言えば、長期記憶に入ってしまった恐れの感情であったとしても、あなたの日常の意識の表面に出てこないようにすることは可能だ、ということです。

 

 

一般的に、人間の脳、心の中は、過去の記憶でいっぱいになっています。

 

過去の記憶の中には、もちろん喜びや嬉しい体験の記憶もあります。

 

でも、それよりもむしろ、恐れなどのネガティブな感情を伴う記憶の方が、強烈に記憶されやすい傾向にあります。

 

けれども、冷静に思うならば、あなたの人生でこれから起こる出来事は、過去とはまったく関係のないものになる、ということがわかるはずです。

 

なぜなら、時間は過去の延長線上ではなく、未来から流れてくるものだ

からです。

 

あなたの人生で、これから起こる出来事は、あなた次第で良い体験に変えていくことができます。

 

 

・・・恐れの感情を手放すための、簡単なイメージワークをご紹介しましょう。

 

恐れの感情を手放すための6つのステップ

 

1)自分を光で包み込む

まず、恐れの感情の場面が浮かんだら、自分自身を光で包み込むイメージを持つようにしてみてください。

(できれば、普段から自分自身を光で守るイメージを持っておくとよいでしょう。)

 

2)映画のスクリーンに投影する

次に、あなたの目の前に、映画のスクリーンがあるとイメージしてみてください。

そのスクリーンの中に、恐れの感情の場面を映し出します。

こうすることで、あなた自身と恐れの感情の場面を、一旦、切り離すことができます。

この時、あなたと映画のスクリーンとの間の距離は、最初は1メートル、次に5メートル、次第に、10メートル、100メートル・・・と、どんどん離れていくよう、イメージしてみてください。

あなたと恐れの感情が切り離され、客観的に観ることができるようになっていきます。

 

3)色彩を抜いて白黒にする

次に、映画のスクリーンに映し出されている映像を、魔法のスイッチ(!)を使って、カラーの状態からモノクロの状態へ、色を抜いていきます。

 

4)真っ白にする

さらに、もう一つの魔法のスイッチ(!)を使って、完全にフェードアウトさせ、真っ白い画面に変えてしまいます。

映画のスクリーンには、もう何も映っていません。

もう、真っ白。

完全に消えました。

 

5)映画のスクリーンの電源を切る

それから、また魔法のスイッチ(!)を使って、映画のスクリーンの画面の電源を切ります。

 

6)映画のスクリーンを大きな光で包み、溶かして消す

そして、その映画のスクリーン自体を、大きな光でそっと包み込みます。

その大きな光の中で、映画のスクリーン自体も、どんどん溶けて小さくなり、完全に消えていきます。

そして、最終的には、その光もどんどん小さくして、完全に消してしまいます。

 

はい。

これで、完全に消去できました。

 

・・・ これは誰でもできる簡単なイメージワークなので、よかったら試してみてください。

 

 

大事なことは、恐れの感情の記憶が長期記憶に入る前に、どんどん消していくということです

 

そして、長期記憶に入ってしまった記憶であったとしても、思い出した時点でこのイメージワークを行っていくと、次第に記憶が和らぎ、思い出しても囚われなくなるか、思い出さないレベルにまでなっていくことでしょう。

 

 

恐れの感情に対処したら、今度は、あなたがどんな未来を創り出したいか、に意識を向けていくとよいでしょう

 

未来をイメージしても不安になったり恐れが出てくる場合は、「まだ起きていない出来事について、あれこれ心配しているのは自分らしくない!」と思ってみてください。

 

未来に対する恐れの感情もあるなら、上記のイメージワークを使って、光の中で消していくとよいでしょう。

 

 

恐れの感情は、サバイバルゲームに基づく古い感情です。

 

そして、恐れを手放すには、自分自身に対して、思いやりをもって接することが大切です

 

思いやりの心は、あなたを勇気づけ、新しい未来を創るための大きな力になっていきます。

 

また、あえて恐れの感情を手放さずにいることで、得をしていることはないか、ご自身に正直になって、心の中を観察してみるのもよいかもしれません

 

手放さない、手放せないでいるには、何らかの理由が隠されていることもあります

 

もしも、あなたの中に古い信念体系があるなら、それも見つめ直してみてください。

 

そして、恐れの感情をあなた自身の中にアンカーとして埋め込まないようにしていきましょう。

 

自分を大事にしていくうえでも、恐れの感情の体験が長期記憶に入る前に、できるだけ早めに光で包んで消していくよう、心掛けると良いでしょう。

 

 

それから、「自分の人生で起こることは自己責任である」ということを受け入れられるようになることも大切です。

 

責任というと、何か重たいものを背負わされるような印象があるかもしれません。

 

そもそも、責任という言葉は、明治時代以降に外国語を翻訳する過程で創られた近代の言葉であり、日本古来の言葉ではありませんでした。

 

たとえば、責任を英語で表すと “Responsibility” になります。 これは ”Response” する “Ability” のことであり、問題が起きた時に対応する能力があると指し示すことを意味しています。

 

責任とは、重荷を背負ったり、他者にやらされたりすることではなく、自分には能力があるという姿勢を示すことなのです。

 

つまり、自分の人生に責任を持つようになることで、恐れの感情ではなく、愛や喜びの体験を創ることにエネルギーの方向性を変えていくことができます

 

 

いつまでも恐れの感情に浸っていれば、それが原因で自分は選択も行動もできない、と、自分に言い聞かせることができます。

 

その結果、人生に責任を持たなくても済みますし、未来に向かって前に進むまない言い訳もできます。

 

でも、一旦、恐れの感情を手放して前に進むことを決めたなら、ここから先の人生で起こる出来事は、あなたの自由意志に基づく選択と行動によって変えていくことができます

 

そして、「私は新しい未来を創るに充分な能力があります」と自分を励ましていくことで、未来に向けて進む力や達成する能力への自己評価が高まり、自分自身を肯定的に受けとめていくことができるようになります。

 

 

あなたの過去は、あなたの未来には影響しません

 

ぜひ、ご自身の未来の可能性を解き放っていってほしいと願っています。

 

そして、これから、未来の嬉しい記憶を、たくさん創っていってあげてください。

 

 

本来のあなたは無限なる存在です

 

たとえ周りで何が起ころうとも、たとえあなたが自分に語ってきた過去がいかなるものであろうとも、 本来のあなたは燦然と光輝く太陽のように曇り一つない、光に満ちた存在です。

 

あなたは無限の可能性を秘めた、尊い命です。

 

あなたはあなたの未来を自由に創り出すことができます。

 

 

あなた自身の本来持っている力を信頼してあげてください。

 

あなたなら、できます。

 

そして、そうなります。

 

 

 

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